認証サービス - 持続可能な水産業を実現する


リオ五輪選手村に
MSCエコラベル入りのバナーが設置
世界の水産資源は年々減少し、枯渇の危機に瀕する魚種もあります。当社は水産資源や海洋環境を守り、漁業を未来へと継続してゆくために、水産物の認証制度の普及と監査に取り組んでいます。

当社が提供する認証サービスにはMSC(海洋管理協議会)が持続可能で適切に管理された漁業を推奨する「MSC漁業認証」と、ASC(水産養殖管理協議会)が養殖水産物の適切な利用を推奨する「ASC認証」があります。

さらに、認証された水産物の水揚げ以降のトレーサビリティを確保するための「MSC CoC認証」や「ASC CoC認証」の認証サービスにも取り組んでいます。

近年、水産資源保護への関心は世界的に高まっています。アメリカ最大の食品量販店であるウォルマートやフランスのカルフールといった欧米の主要な流通・外食企業は認証取得商品を積極的に販売し、2012年のロンドン五輪や2016年のリオ五輪・パラリンピックではこれらの認証を受けた水産物が優先的に選手村で提供されています。

当社は関連会社の株式会社FITとともに第三者認証機関として、25年以上の経験、優れた専門知識と広範囲な知識を持つ米国のSCS Global Services社(以下:SCS社)との業務提携により、SCS社の認証サービスを日本国内において、独占的に提供しています。

MSC漁業認証

MSC認証は「海のエコラベル」とも呼ばれており、世界的に信用があり認知度の高い独立した自主的非営利団体の海洋管理協議会(Marine Stewardship Council)が制定した国際基準の認証制度です。水産資源や生息域の保護といった環境への責任を果しながら、持続可能な漁業を行っていることを、漁業者に対して魚種・海域毎に認証しています。

現在、MSC認証漁業によって供給される水産物は、世界の天然水産資源の漁獲量の10%近くを占めるまでになりました。重要な資源におけるその割合はそれよりも高く、白身魚では46%、ロブスターでは22%、そしてマグロでは16%となっています。

ASC認証

世界の人口が増加する中、栄養価が高い水産物はタンパク質や必須栄養素として不可欠となっています。天然資源が枯渇・減少の危機にある中、養殖水産物の需要は高まる一方で既に市場で流通する水産物の半数を占めるまでになりました。

ASC認証は環境に負荷をかけず、安心して食べられる養殖水産物を提供するために水産養殖管理協議会(ASC)によって運営されている養殖水産物の認証制度です。水産養殖管理協議会(ASC)はWWF(世界自然保護基金)とIDH (オランダの持続可能な貿易を推進する団体)の支援のもと、2010年に設立された、独立した国際的な非営利団体で、責任ある水産養殖のための国際規格の開発とマネジメントを行っております。私たちは養殖事業者がASCの基準に則り、環境的、社会的に適切な生産活動を行うよう監査しています。

CoC認証


CoC認証審査
MSCやASCの認証を受けた水産物が、他の水産物と区分されて最終消費者まで届けられるようにトレサビリティを確保するのがCoC認証(Chain of Custody・加工・流通過程の管理)です。私たちは三菱商事や築地魚市場などの商社、卸業者から加工場、小売り等、国内外の企業を審査し、世界各国で認証を受けた水産物が適切に供給されるよう認証制度の普及に努めています。

さらに詳しい内容や認証に関するお問い合わせ先は関連会社の株式会社FITのホームページに掲載されています。
http://www.fit-alc.com/certification